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林 四郎 博士

生れ

1922<大正11>年1月11日 東京の生まれ。父林季樹と母貞の第六子。(宏子・健太郎・雄二郎・節子・正美・四郎)

修学経歴

小学校新宿区(当時淀橋区)立戸塚第三小学校(1928<昭3>年4月入学、1934<昭9>年3月卒業)

中学校私立早稲田中学校(1934<昭9>年4月入学、1939<昭14>年3月卒業)

予備校東京府立第五中学校(現在の都立小石川高校)補習科(1939<昭14>年4月から一年間)

旧制高等学校浦和高等学校(1940<昭15>年4月入学、1942<昭17>年9月卒業)

大学東京大学(入学時東京帝国大学。1942<昭17>年10月入学、1943<昭18>年11月30日休学)

大学東京大学(1945<昭20>年9月復学、1947<昭22>年9月卒業)

職場経歴

早稲田中学校高等学校(1947<昭22>年10月教諭就任、1953<昭28>年11月退職)

国立国語研究所(1953<昭28>年12月1日入所、1974<昭49>年退職)

筑波大学(1974<昭49>年4月文芸言語学系教授就任、1985<昭60>年3月定年退職)

北京日本学研究所センター(1985<昭60>年8月16日主任教授就任、1988<昭63>年8月15日任期満了退任)

明海大学(1988<昭63>年8月16日外国語学部教授就任、1995<平7>年3月定年退職、以後特別契約3年、1998<平10>年3月退任)

逝去

2022<令和4>年3月4日 老衰にて逝去

学位

文学博士 『文の姿勢の研究』(1973年 明治図書)により、1980<昭55>年筑波大学にて取得。

勲位受賞

勲三等瑞宝章 1994年11月

身分・称号

筑波大学名誉教授

北京外国語大学名誉教授

国立国語研究所名誉所員

明海大学名誉教授

著書

1.『劇教材による人間形成の指導』1955年 光風出版(光風教育ライブラリー)109頁

2.『ことばと生活の事典』1957年 福村書店(少年少女文庫)221頁

3.『日本の文学』1958年 岩崎書店(中学生の国語全書7)241頁

4.『基本文型の研究』1960年 明治図書(現代教育全書)223頁 再版(2013年 ひつじ書房)

5.『漱石の読みかた』1965年 至誠堂(至誠堂新書)206頁

6.『文章表現法講説』1969年 学燈社 376頁

7.『文の姿勢の研究』1973年 明治図書 409頁 再版(2013年 ひつじ書房)

8.『言語表現の構造』1974年 明治書院 410頁

9.『文学探求の言語学』1975年 明治書院 432頁

10.『言語行動の諸相』1978年 明治書院 522頁

11.『私の国語教育論』1982年 東京書籍 233頁

12.『漢字・語彙・文章の研究へ』1987年 明治書院 568頁

13.『文章論の基礎問題』1998年 三省堂 445頁

14.『古今和歌集-四季の歌でたどる日本の一年』2008年 みやび出版

15.『古今和歌集 恋の歌が招く。歌々は想い、歌集は流れる』2009年 みやび出版

16.『パラダイム論で見る句末辞文法論への道』2010年 みやび出版

17.『日本古典の花園を歩く』2016年 くろしお出版

共著

『日本の漢字・中国の漢字』三省堂 松岡榮志氏と共著 1995年初版 312頁

編集

応用言語学講座全六巻明治書院 1989年完結

共同編集

敬語講座全十巻明治書院 南不二男氏と共編 1974年完結

現代作文講座全八巻明治書院 林大・森岡健二両氏と共編 1977年完結

例解新国語辞典三省堂 野元菊雄・南不二男・国松昭、三氏と共編、編修代表 1984年初版、現在第九版

例解小学漢字辞典三省堂 大村はま氏と共編、主幹 1997年

監修

はじめての国語じてんNHK出版 宇留野一夫編集、藤田隆美校閲 1991年

はじめてのことば百科じてんNHK出版 日本語文型教育研究会編著、利根書房編集 1995年


林四郎博士記念東京漢字文化教育研究所

林四郎博士記念東京漢字文化教育研究所